ジャンニ・スキッキって・・・

かの有名なアリア”私のお父さん”で知られているプッチーニ作曲のオペラ「ジャンニ・スキッキ」。プッチーニ三部作(外套・修道女アンジェリカ・ジャンニスキッキ1918年NYメトロポリタン歌劇場初演)のうちのひとつ。それぞれ1幕もので1時間くらい、と短いので単体か2演目くらいで上演される事が多いですが今回は3部作まとめて一夜に一挙公開、と凄いことになっています。チラシの裏面の出演者写真の多いこと笑。

ジャンニ・スキッキの出演は初めて。大富豪の膨大な遺産相続をめぐり親族がわらわらと集まり面白おかしくストーリーが進んでいきます。ただ相続の話だけではなく、娘の結婚を応援してあげたいお父さんの優しさなんかもストーリーの軸になっていて、以前このオペラを観た時に、なんて楽しい間合いと音楽!と感激してましたがいざ自分がやるとなると…む、難しい~!!これは一人で練習してもらちがあかない、全員キャスト揃ってじゃないと稽古にならない!と経験者からアドバイスいただいてましたが正にその通り…スコアにしても登場人物が一言ずつ歌ってというページが多かったりして目があっちこっちに。乱視気味の私には厳しい(笑)。

今回この演目でジャンニ・スキッキ役を演じるのは別府真也さん。紳士的な風貌、お声、演技、とても尊敬する方です。また難しいツィータ役に米谷朋子さん。来年4月には藤原歌劇団公演ロッシーニ作曲「ラ・チェネレントラ」ティーズべ役も予定されてる方との事。その他リリカでお世話になった事もある方も沢山♪そして指揮は澤木和彦氏。楽しく一生懸命ネッラ役頑張りたいと思います!!!