宮崎あおいの蝶々さん

2011年にNHK土曜ドラマスペシャルで放送された宮崎あおい主演の「蝶々さん」、ずっと気になっていたのですがやっと観ることができました💛

ちょうどアメリカ在住中の放映だった事もありそんなドラマがあったとは実はあまり知らずにおりました(^^;)。でも違う角度から見た蝶々さんの生涯をちょっと見たくなり♪

感想は、、、

没落した武家の娘があえなく芸者になり、ピンカートンと出会いそして離れ離れになり、子供と一緒に2年間(オペラでは3年間)待ち続け、戻ってきた時はアメリカ人の本妻を伴っていて、絶望し武士道の誇りを守るために自刃する、という大筋は同じでしたが、ドラマでしかできない細かい描写が沢山あったり、なるほど~こんな展開も面白い!など大変興味深かったです。蝶々さんのイメージはオペラだとあどけなくて純粋でかわいらしい娘、そして後半は絶望のクライマックスへこれでもかってほど感情を露わにし、最後は覚悟を決めて武士道を貫く、その健気さに感動を覚える…そんな人間像を私は想像してますが、宮崎あおい演ずる蝶々さんは、最初から影のある少女、というイメージ。途中でピンカートンと幸せな日々を過ごすシーンは笑顔がはじけるがどこか影がある。どちらかというと最初から最後まで凛としている。現代に戻った時に大きくなったドローレ、オペラにはない筋書きでしたが残された子供も立派に育ったんだ💛蝶々さんも天国で安心してるわ♪と心温まる思いでした。とにかく宮崎あおいが美しく、お着物もとても素敵で目の保養になりました✨
こちらは撮り直しがきかないオペラの舞台!気合いと根性で頑張ります♪