坂本知亜紀先生リサイタル

こんにちは!今日はとーっても暑くなりそうな日差しですね!
皆様こまめに水分補給を^^  ?

昨日は午後コンサートに行って来ました。
現在フランス曲の指導をいただいている坂本知亜紀先生のリサイタル『無限へのまなざし』(サントリーブルーローズ)です?
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1部: シャルパンティエ 『聖木曜日の第一ルソン・ド・テネーブル』、クープラン 『水曜日のための第一ルソン』
2部: ブッキ 『ポルトガル修道女の手紙』、ルルー 『私は燃えている、ある日彼女は仲間に言った』

ソプラノ:坂本知亜紀
バス ド ヴィオル:西谷尚己
クラヴサン & オルガン:ローラン・テシュネ
ダンス:ディディエ・ダブロフスキ

一部の「ルソン・ド・テネーブル」は復活祭前の聖週間、木金土曜の真夜中から未明にかけて行われる「暗闇の朝課」。暗闇の内に儀式を閉じる、とプログラムノーツにもある通り、会場は暗闇から始まり暗闇で終わる・・ 自然に流れる呼吸に澄み切った声が乗ってブルーローズが大変神聖な空気に包まれました。
二部の2曲目は無伴奏の歌に合わせてモダンダンサーが踊る、という超フランス現代もの。フィリップ・ルルーはスペクトル楽派(wikiより:音響現象を音波として捉え、その倍音スペクトル解析したり理論的に倍音を合成することによる作曲の方法論をとる作曲家の一群を指す)の影響を受けた一人であるそうです。バロック音楽とフランス現代音楽の組み合わせも絶妙でとてもインパクトの強い?コンサートでした?