二期会「蝶々夫人」鑑賞♪

去年12月のアルテリーベでご一緒に歌わせていただいた勝村大城さん。二期会の本公演「蝶々夫人」ボンゾ役でご出演との事で半年も前からこの日を楽しみにしておりました。前回ご一緒した際の勝村さんの声の印象は…艶やかで高音もきれい!そして声おっきい!というものでした。ボンゾ?なるほど、あの大きな声で会場を震わせるんだ~と楽しみに。

7日(土)14時東京文化会館大ホール。
1幕のテンポよい音楽、大勢のキャストさんが音楽と演技で鮮やかに個性を印象付けてくれます。ピンカートンとの結婚式サインを終えやっと落ち着いて皆さんにお祝いしてもらっている、そんな幸せいっぱいムードの中、いきなり飛び込んできた叔父ボンゾ勝村さん。目が覚めるほどの鮮やかなオレンジ色の袈裟、そして袖から歌ってる時から信じられないほどの大きなお声(ただ大きいだけじゃなくもの凄い響き)!うーん。もっと大きなホールでも余裕で袖からでも5階席の奥までもきっと響いてくるなぁ。そんな素晴らしいお声でした。もちろん威圧感たっぷりの演技素晴らしく。もともと体も大きい方ですが、もはや舞台のほどんどがオレンジ色と太い眉で覆われてるくらいの猛烈な存在感!笑でした。蝶々さん演じられた森谷真理さんはメトで夜の女王を歌った記念すべき日本人女性という事は存じ上げてましたので生のお声楽しみでした。中音~高音まで本当に見事に安定して美しく、心に訴えかける演技にホロリ。その他キャストさんも皆さん素晴らしく演出の勉強も出来、本当に有意義な3時間でした♪


勝村さんとは12月アルテリーベのコンサートでまたご一緒させていただきます♪