ロメオとジュリエット ①

今日も東京では最高気温が31~32度ほど。暑かったですね~。まだ2日ほどは暑いようなので皆さんお気を付けください♪ さて、6月30日「フランス音楽への誘い」コンサートではオペラ「ロメオとジュリエット」よりアリア2曲を歌わせていただきます。そのうち1曲目の”私は夢に生きたい”についての簡単な説明です♪ このオペラはシェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を原作としてシャルル・グノー(1818-1893)により作曲されました。舞台は14世紀イタリアのヴェローナ。憎しみ合う2つの名家キャピュレット家とモンタギュー家の抗争を背景に仇同士の両家の少年と少女が運命的な恋に落ち、最期は悲劇的な結末を迎えるという広く知られているストーリーです。第1幕のキャピュレット家の館での仮面舞踏会で、ジュリエットがまだロメオと出会う前、乳母にパリスとの結婚話を持ち掛けられた際に「まだ結婚なんて考えられないわ。私は夢の中で生きていたいの」とはぐらかし、このワルツ”私は夢に生きたい”を天真爛漫に歌います。まだ恋を知らない14歳らしい純粋さが表れる曲です。宝石を散りばめたようなキラキラした雰囲気がとても新鮮で魅力的です。しかしながら2曲目に歌う”あぁ何という戦慄が…愛よ力を下さい”(毒薬のアリア)は打って変わって別人!次回こちらもご説明したいと思います♪